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【KAKERUインタビュー No.74】

今回ご紹介するのは女優、歌手の中島奏さん。最近は山P主演の月9ドラマ「ブザービート」の最終回にもキーパーソン役として出演されました。私は3年ほど前に万里子さんのコンサート楽屋でお会いしたのがお付き合いの始まり。その頃、NHK週刊こどもニュースでお母さん役として番組のナビゲートもされていました。一方で、舞台や映画、TVで役者として演じ、歌い踊ることも。はたまたパフォーマーとして秦万里子のコンサートでは「この息子」を抜群の歌唱力で熱唱する奏さん。どれもぜんぶ違う味わいが楽しめ、万里子さんファンにはコンサートでおなじみです。その奏さん、12月に「タイツ万博」という全身タイツ・ミュージカルアクション・オムニバスコメディーの集大成ベスト・オブ・タイツマンズに出演されます。観劇好きな方も、お芝居をあまり見ない方も、大笑いしに行ってみませんか?女優、歌手としてタイツマンズのおもしろさについて語っていただきました。

中島奏【Kanade Nkajima】

中島奏【Kanade Nakajima】
女優、歌手

SET公式ホームページ


岐阜県出身。特技は歌、ダンス。趣味は飲酒。「ミュージカルアクションコメディー」を目指すスーパーエキセントリックシアター所属。舞台をはじめ、TVや映画、CMで活躍中。歯切れのいいセリフと包容力溢れるお母さんのイメージでありながら、奥深い役柄も演じることができ、この世代では稀有な演技力をもった女優。家族は、夫、保育士を目指し勉強中の息子(18才)。

劇団SETで2003年から開催しているタイツシリーズ「タイツ魂」「タイツ道」「タイツ祭り」「タイツ博」「タイツ時代」などにも出演。最新の出演作品詳細はこちら

 
 
奏ちゃんからお芝居の「タイツ万博」チラシをいただいて絶対観に行きたい!と思いました。チラシは昭和レトロな雰囲気もあって、何だか笑えるし。これはどんなお芝居なんでしょう?
 

もともとタイツマンズは当初、男子のみの構成メンバーだったんです。でもお芝居の質を高めるねらいで女子が2作目からメンバーとして参加。タイ ツなんたら…タイツ魂、タイツ羅武(LOVE)……、タイツ○○という組み合わせでテーマを考えている。笑いあり、涙あり 、タップありで盛りだくさん!なミュージカルです。出演者全員が個性的なので。

 
当然のことながら、お召しになるコスチュームは全員タイツですね?
 

そうです。これって出演者の体形に合わせてつくる特注タイツなんですよ。演目ごとに着用するタイツも違うのですが、一枚ごとをいちいち着脱できないので、何枚も着こんでおいて順番に脱ぎ捨てていくわけです。一番下には黒のアンダータイツを着ています。タイツって体形も露わになるし、全部がでちゃう。表現者としてはごまかしようがない。不思議なことに、観終わった後は観客の皆さんもタイツを着たくなりますよ。

 
楽しみ!この企画は赤堀二英(あかほり・つぎひで)さんですね?
 

赤堀さんは俳優、演出家、脚本家をこなす天才です!今回も作・演出をされていますが、ご自身も舞台で演じられます。タイツマンズの「タイツマニア」というBlogも書いていますよ。

くだらな〜いことを真剣に一生懸命にやる!という美学をもっています。このタイツマンズの企画には、そんな精神が詰まっています。

 
その姿勢、ものすごく共感します。くだらないことにこだわることって結局天才だからできることだと思うんです。ところで奏ちゃんはSETに仕事復帰されたのはいつ頃でした?
 

息子が小学校中学年頃、かれこれ10年くらい前かな。独身時代は劇団員でしたが、自営業を営む夫と結婚後は専業主婦に。SETでは劇団部と映放部の2つがあって、 私は映放部の所属。時間の融通がきく部門なのです。主婦時代はカラオケではマイクを握って離さず、かなり皆を圧倒していたと思う(笑)。

 
奏ちゃんの歌唱力ってイタリア人の血が流れているのかしら?と思うほど、声そのものにパンチがあって、のびやかですよね。舞台では緊張しますか?
 

お客さんの数に限らず緊張しますよ。自分が試されている気がする。お客様と私、1対1のエネルギーでぶつけないと反応ってかえってこない。たとえお客様の入りが少ない時でも、お越しになる方のために120%の力にラメをつけて迎える!というのが信条です。

ハタチ(秦万里子)のコンサー トでは、秦万里子という海で自由に泳がせてもらっている感じで一番楽しい。ある程度、歌う曲とかは決めてますが、あとは一切何も決めていない。 ぜんぶ舞台で交わす会話はアドリブです。ついついおしゃべりし過ぎちゃう(笑)。あえて決めないことが楽しい!とお客様にも感じてもらえるんですね。

 
息子さんが先日、銀座のコンサートにいらしてましたね。ちらりとお見かけしましたが、180センチくらいの長身で。
 

これまで息子は芝居はちょくちょく見に来ていたんですが、コンサートには一度も見に来なかったの。歌手である母を認めたくなかったみたい。ところが、息子に彼女が現れてちょっと心境の変化もあったのか「行きたい」と。6月の銀座ルテアトルには二人で見に来て、「歌手であることを認めたよ!」と言ってくれました。息子も大切な人ができて、大人になったんだなぁと思います。

 
いい息子さんですねぇ。奏ちゃん、息子さんをエンジェルと呼んでいましたもんね。180センチの大きなエンジェルは今保育士を目指しているとか?
 

そうなんですよ。高校卒業して保育士になるべく今学校に通って勉強中です。子どもと接することが大好きなんですね。道を選択するにあたって、大学受験全敗したことはあったのですが、私自身も大学は行っていませんし、なりたいものにチャレンジしたくて今まできたので、エンジェルも保育士になりたいのなら頑張れ!と。

 
男の保育士さん増えていますし、絶対にこの仕事に就いてほしいです。では「タイツ万博」のPRを締めにお願いします。
 

12月10日〜13日は紀伊国屋サザンシアターで公演、その後15日から北海道、群馬などをまわります。 タイツ姿でいろんな演目がありまして、樹木になって街路樹の立場から人間社会を語ったり、蚊になって人間の血を吸ったり、デオドラントスプレーを殺虫剤と間違えてパニックになったり。ボーリングのピンになったり。回転寿司のプリンになったり(笑)。2時間にオムニバスがいっぱい。人間を風刺するテーマが詰まっています。ぜひご覧になってください。

◆詳細のご案内はこちら
◆お問い合わせ
【東京公演】SETインフォメーション 03-3420-2897(平日11:00〜18:00)
【北海道勇別公演】未定
【北海道札幌公演】NPO法人札幌えんかん 011-241-7081
【北海道士別公演】あさひサンライズホール 0165-28-3146
【群馬県太田公演】未定

 
ありがとうございました。
奏ちゃんは関西出身の方で、笑いの質が関西っぽい。大阪については「スイーツの中にタコ焼きがある文化」と語っていました。なるほど〜関東ではスイーツとたこ焼きはやっぱり違うものですけれどね。人を笑わせる才能、びっくりするような歌唱力など、いろんな力 をもつ奏ちゃん。これからも舞台でご活躍を!また「この息子」で泣かせてもらいます。


今回の「タイツ万博」は2005年新国立LIVE「タイツ博」以来のベスト・オブ・タイツマンズPartUです。ここ数年のLIVEの大好評だった作品の爆笑シーンはそのままで失笑シーンを大改訂します。 もちろん、歌ありーの、TAPありーの、アクションありーの、笑いありーので、進化したタイツマンズをお届けします。
10月生まれの奏ちゃん、昨秋の誕生日会にて。奥にいらっしゃるのは秦万里子さん。
2007年の1月HakujyuHallのコンサート会場にて。万里子さんをも圧倒するパワーで奏ちゃん登場!

タイツマンズで演じる奏さん

馬の役?
体のラインがばっちりでるタイツが全員のコスチューム。
 
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